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鶴見線 国道駅 (2010年3月28日)

はじめに
鶴見駅、国道駅、鶴見小野駅弁天橋駅浅野駅安善駅武蔵白石駅
浜川崎駅昭和駅扇町駅新芝浦駅海芝浦駅大川駅

 先週、先々週と、鶴見線海芝浦駅大川駅 をご紹介してきました。
 となると、次は、もう1つの終着駅である、扇町駅 となりそうですが、鶴見線 には他にもご紹介したい駅があります。
 というわけで、今日は、またまた早起きをして、今度は 国道駅 へ行ってきました。
 国道駅 の名は、駅の入口が、国道15号(第一京浜国道)に面していることから名づけられたものです。
 開業したのは1930年(昭和5年)のことですが、当時は 鶴見臨港鉄道 という私鉄でした。
 “国道” なんて、今ならそんな無造作な名前をつけることはないと思いますが、昭和初期の私鉄ならではの名づけかたなのかもしれません。

 さて、鶴見駅 を 8:02発・扇町行きの電車に乗車し、たった2分で、国道駅 に到着しました。


 国道駅 8:04着


 下り・1番線の扇町側より

 アーチ型の屋根が特徴です。

 このあたりは、鳩ではなくてカモメなのですね。

 下り・1番線の改札口へ向かう階段

 このあと、この階段を下り、上り・2番線へ移動しました。


 鶴見行き 8:11発
 上り・2番線の鶴見側より

 国道駅へ進入する下り電車
 浜川崎行き 8:13発


 上り・2番線の階段


 階段下の改札口側からホーム側を写す

 まっすぐ上へ昇ると下り・1番線、途中で右へ折れると上り・2番線へ出ます。

 改札口
 Suicaの読み取り機は、簡易型のものです。

 改札口を出ると切符売り場があります。
 自動販売機は1つだけです。


 国道駅入口

 目の前の道路は、国道15号です。(写真上)

 この外壁の傷は、戦時中の米軍による機銃掃射の銃弾の痕だそうです。(写真右)


 国道15号線より

 駅入口を入るとこんな感じです。
 高架下を通り抜けられるようになっています。

 途中には、やきとり屋さんがありました。
 その名も “国道下” というそうです。

 高架下をさらに進みます。
 釣船屋さんがありました。
 さらに進むと裏道にでます。
 裏道側からです。

 高架線沿いにさらに進みます。

 すると、鶴見川に出ます。
 この橋梁は、“鶴見川橋梁” です。

 近くには、釣船が係留されていました。
 鶴見川橋梁を渡る電車

このあと、国道駅 に戻り、8:48発の鶴見行きで 国道駅 をあとにしました。

 国道駅に進入する上り電車
 鶴見行き 8:48発

 実をいうと、私も 国道駅 で下車したのは、今回が初めてでした。
 独特の雰囲気がありそうな駅だとは思っていましたが、何かしら昭和の時代を感じさせられるものもあり、想像以上に良かったです。
 これから時代が進んでも、国道駅 は今のままであってほしいと思いました。



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