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南海電鉄 乗りつぶし (1日目)(2013年8月15日)(2)
(高野線、鋼索線、泉北高速鉄道、南海本線、高師浜線、水間鉄道、空港線、多奈川線)
〜高野線(2)〜

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 引き続き、難波駅 5:06発南海電鉄 高野線 各駅停車 河内長野行き に乗車しています。

 5:24堺東駅 を発車しました。


5:25 堺東−三国ヶ丘 間

 この辺り、子供のころ歴史の時間にでてきた 仁徳天皇陵 のすぐ近くを走っています。ちなみに、進行方向右側です。と言っても、古墳 というものは空の上から見てこそよく分かるものであって、列車の中からは 「ああ〜、このあたりなんだなあ〜」 と思うだけです。
 仁徳天皇陵 に限らず、関西 には 史跡 が多いですね。もちろん、私の地元の 関東地方 にも史跡はたくさんありますが、昔はこちらの方が日本の中心だったけですから、史跡が多いのも当然なのでしょう。


5:26 三国ヶ丘駅 に到着します

 隣のホームに、ちょうど 各駅停車 難波行き が到着するところです。こちらは 下り始発列車 ですが、あちらも 上り始発列車 です。
 この 三国ヶ丘駅 では、JR西日本 阪和線 に乗り換えができます。阪和線 の方が、こちらの下をくぐる形で交差しています。
 私が知らなかっただけかもしれませんが、Wikipedia を見たら、

--- Wikipedia からの引用 ここから ---
「三国ヶ丘駅」 Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%89%E5%9B%BD%E3%83%B6%E4%B8%98%E9%A7%85

 正式な駅名表記は、南海は「三国丘」、JRが「三国丘」とされている。
--- Wikipedia からの引用 ここまで ---

 と書いてあり、ちょっと驚いてしまいました。たしかに、両者の駅情報のサイトを見てみたら、南海「三国ヶ丘」 とあり、JR の方は 「三国ケ丘」 と表記されています。

 南海電鉄 駅情報 三国ヶ丘駅
 http://www.nankai.co.jp/traffic/station/mikunigaoka.html

 JR西日本 駅情報 三国ケ丘駅
 http://www.jr-odekake.net/eki/top.php?id=0621909

 「ケ」 が大きかろうが小さかろうが、どうでもいいような気がしないでもないのですが、一つ勉強になりました。


5:28 百舌鳥八幡−中百舌鳥 間

中百舌鳥駅 5:30発

 昨日、大阪市営地下鉄 御堂筋線 で終点の なかもず駅 まで乗車しましたが、その時は、この 南海中百舌鳥駅 のすぐ目の前まで来ていました。一晩たって、またやってきたわけです。
 隣のホームに停車しているのは、5:31発泉北高速鉄道和泉中央行き です。あちらも、今日の 始発列車 です。始発列車 どうしで接続するダイヤになっているわけです。泉北高速鉄道 にも、あとで乗車する予定です。
 それにしても、「百舌鳥」 という単語は面白いですね。もちろん、鳥の 「もず」 なわけですが、漢字が3文字に対して読みは2文字しかないわけです。普通の単語は、漢字で書いた方が文字数が少なくなりますよね。「百舌」 と書いても同じく 「もず」 と読みますので、「鳥」 の部分は読まないわけです。鳥の 「百舌鳥」 が地名になっていることも面白いわけですが、堺市 のサイトに、市内の地名の由来が記されているページがありました。

堺市
地名の由来が知りたいんだけど?
http://www.city.sakai.lg.jp/kurashi/jutaku/jutaku/jukyohyoji/chimeiyurai.html

 この中の 「百舌鳥(もず)」 の項によると、日本書紀 にまで遡るそうです。さすがは 関西 で、史跡のみならず地名からも歴史を感じることができます。


5:30 中百舌鳥−白鷺 間

右側の 地下 に潜ろうとしている 複線 は、泉北高速鉄道 の線路です。

5:32 白鷺−初芝 間

 前方から、各駅停車 難波行き がやってきました。
 先ほど、三国ヶ丘駅 で見かけた列車の1本あとの列車です。


初芝駅 5:33発

5:35 萩原天神−北野田 間

 難波駅 を出発したころよりもずいぶん明るくなってきていましたが、もうすっかり 太陽 が顔を出していました。後で調べたところ、今日の 大阪日の出5:18 とのことでした。住吉東駅沢ノ町駅 の間を走行していたころということになります。


5:36 萩原天神−北野田 間

 今度は、急行 難波行き とのすれ違いです。
 難波行き急行 は、あの列車が今朝の1本目です。


北野田駅 5:37発

5:39 狭山−大阪狭山市 間

1つ手前の 狭山駅 から 大阪狭山市 に入っています。

大阪狭山市駅 5:41発

 狭山駅、大阪狭山市駅 と、2つ連続で 「狭山」 が付く駅が続きました。同じ 「狭山」 でも、狭山市駅 なら 西武鉄道 新宿線 になってしまいます。狭山駅 なら 大阪、それに 「市」 が付いて 狭山市駅 なら 埼玉、さらに 「大阪」 が付いて 大阪狭山市駅 ならまたもや 大阪 になるわけです。


5:42 大阪狭山市−金剛 間

金剛駅 5:43発

 この 金剛駅大阪狭山市 にあります。駅名だけなら、2つ手前の 狭山駅 か、1つ手前の 大阪狭山市駅 の方が 大阪狭山市 を代表する駅のような気がしてしまいます。ですが、狭山駅大阪狭山市駅 には 急行以上の列車は停車しませんが、この 金剛駅 には 特急急行 も停車します。南海のサイト(*)によると、この3駅の 乗降人員(2012年度、1日あたり) は、

 狭山駅    → 5,687人
 大阪狭山市駅 → 8,919人
 金剛駅    → 35,875人


 となっており、金剛駅 が圧倒的に多いことが分かります。狭山駅、大阪狭山市駅 には停車しない 特急急行 が停車するのも当然なのでしょう。

(*) アド南海 高野線・乗降人員
  http://www.adnankai.co.jp/appeal/kouya_passengers.html


5:44 金剛−滝谷 間

千代田駅 5:47発

 1つ手前の 滝谷駅富田林市 でしたが、この 千代田駅 から 河内長野市 になりました。先ほど通った 金剛駅 などがあった 大阪狭山市 は、埼玉県狭山市 があるので頭に 「大阪」 が付いていました。こちらの 河内長野市 は、単に 長野市 だと 長野県 になってしまうので、頭に 「河内」 が付いているわけです。


5:48 千代田−河内長野 間

 車両基地(千代田検車区) のそばを通過しています。仲間の車両たちがいますが、これから朝の通勤ラッシュへ出動していくのでしょう。


5:49 千代田−河内長野 間

5:49 千代田−河内長野 間

 進行方向左側に、近畿日本鉄道 長野線 の線路が合流してきました。この 近鉄長野線 には、昨年末に 近鉄 を乗りつぶした時に乗りました。そのときは、あちらからこちらの線路を眺めたわけです。
 まもなく、終点の 河内長野駅 に到着します。


河内長野駅 5:50着

 終点の 河内長野駅 に到着しました。
 高野線 はまだまだ続くのですが、この列車はここまでなので乗り換えなくてはなりません。5:54発橋本行き に乗り換えるのですが、たったの4分しかないので写真を撮るのもあせります。しかも、この列車が到着したのは 4番線 で、橋本行き に乗り換えるには階段を上り下りして 1番線 へ移動しなければなりません。この駅には、昨年末に 近鉄 を乗りつぶしたときに 近鉄長野線 でやってきて以来、およそ8ヶ月ぶりにやってきたのですが、感慨に浸る余裕はありません。この写真を撮ったあと、急いで 1番線 へ向かいました。



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