旅行日記 2013へ TOPページへ

横須賀線 大船駅 (2013年3月9日)
〜茶のみ処 大船軒、鯵の押寿し と サンドウイッチ〜

はじめに
大船駅、北鎌倉駅鎌倉駅逗子駅東逗子駅
田浦駅横須賀駅衣笠駅久里浜駅

● 2013年3月9日(土)

 ずいぶんと間が空いてしまいましたが、横須賀線 の探訪を再開したいと思います。訪れる駅はあと5つあるのですが、横須賀線起点 であることに敬意を表し、今回は 大船駅 を訪れることにしました。
 横須賀線 というと、東京駅 から 久里浜駅 までの路線と思っている方もいらっしゃるかもしれません。たしかに、例えば、私が毎日のように利用している 横浜駅 でも、9,10番線東京行き逗子行き などの列車は 横須賀線 と案内しています。ですが、東京−大船 間 は正式にはあくまで 東海道本線 で、横須賀線 としての正式な区間は 大船−久里浜 間 なのです。
 私の場合、大船駅 へは 根岸線 に乗っていくことになります。その 根岸線 に乗車し、10:03大船駅 に到着しました。
 大船駅 には、JR だけでも 東海道本線横須賀線根岸線 が乗り入れています。何はともあれ、まずは 横須賀線 のホームに行ってみましょう。


大船駅 8番線 団体列車 「前橋市民号」

 横須賀線下りホーム に行くと、私の時計で 10:10 でしたが、いきなり 183系 がやってきました。田町車両センターH61編成 です。ご覧の通り前面の幕は 「団体」 で、また側面の窓に 「前橋市民号」 と書いた紙が貼ってあります。どうやら、群馬県前橋 からやってきたようです。きっと、鎌倉 へ遊びに行く人たちを乗せているのでしょう。


大船駅 7番線 「成田エクスプレス6号」 10:18着

 続いて、「成田エクスプレス」 がやってきました。ですがこの駅が終点なので、横須賀線 に乗り入れていくわけではありません。
 少しの間、「前橋市民号」「成田エクスプレス」 が隣に並びましたが、10:22「前橋市民号」 の方が先に発車していきました。


大船駅 8番線 横須賀線 逗子行き 10:27発

 やはり 横須賀線 といえば、この E217系 ですね。むろん、113系(スカ色) の時代が長かったので、個人的にも未だにそのイメージも残っています。ですが、E217系 も登場したのは1994年でしたから、あと少しで20年になるわけです。


横須賀線下りホーム(7,8番線)の先端から横浜方面をのぞむ

 左側のホームは、横須賀線上りホーム(5,6番線) です。
 この写真には写っていませんが、さらにその左側には 東海道本線 のホーム(1〜4番線)があります。また、右側には、根岸線 のホーム(9,10番線) があります。


大船駅 駅名標 (8番線)

横須賀線 のホームですので、左側の隣の駅は 北鎌倉駅 です。

大船軒

 横須賀線 とは直接関係はありませんが、大船駅 といえば 大船軒 に触れないわけにはいきません。大船軒「鯵の押寿し」 などの駅弁を販売していますが、駅そば もやっています。


かまくらそば

 大船駅 の構内には、かまくらそば もあります。
 うーん、どちらが美味しいのか食べ比べてみてもよいのですが、お昼御飯を食べるところは決めているので・・。


大船駅 西口

 大船駅 では、南改札 を出ると 東口西口 へ出ることができます。
 こちらは 西口 です。


同じく大船駅西口 (歩行者デッキより)

 西口 では、駅からバス乗り場の方へ 歩行者デッキ が伸びています。その 歩行者デッキ から 大船駅 の方を見ると、こんな感じです。目の前の川は、柏尾川 です。


大船駅 西口 バス乗り場

目の前に 大船観音 が見えています。

大船駅 東口

こちらは 東口 です。

同じく大船駅東口

 この写真は、1つ上の写真の反対側を撮影したものです。
 大船駅 は、その規模のわりには 東口 にも 西口 にも駅前広場と呼べるようなスペースはありません。ですが、東口 では再開発も計画されているようですので、何年後かにはずいぶんと変わっているかもしれません。


湘南モノレール 大船駅

東口 には、湘南モノレール の駅があります。

湘南モノレールの自動改札

湘南モノレール では、SuicaPASMO も使えないんですね。

大船駅に停車中の湘南モノレールの列車

 湘南モノレール には、ずいぶんご無沙汰してしまっています。
 横浜に住んでいながら、もう10年ぐらい乗っていません。
 うーん、いかんですね。また機会を見つけて、乗りたいと思います。


大船駅 笠間口

 大船駅 には、東口、西口 に加えて、もう1つ 笠間口 という出口があります。大船駅 はちょっと面白くて、駅の所在地は 鎌倉市 ということになっているのですが、実際に 鎌倉市 に位置しているのは 東口、西口 を含む南側だけで、笠間口 を含む北側は 横浜市 になります。柏尾川 の支流の 砂押川 という川が駅の下を流れていて、それが両市の境界になっています。ちなみに、この↑↑写真を撮影している私が立っている場所はまだ 鎌倉市 ですが、中央に写っている 笠間口 がある場所はもう 横浜市 です。


大船駅 北改札

 笠間口 から入ると、北改札 があります。笠間口、及び、北改札 ができたのは2006年のことですが、そのおかげで 横浜市側 の人たちにとっても利用しやすくなったわけです。笠間口 と合わせて 駅ナカ(Dila大船) もできましたし、ここ数年で 大船駅 もずいぶん変わった気がします。





茶のみ処 大船軒、鯵の押寿し と サンドウイッチ

 さて、お昼御飯を食べようと思いますが、もう食べるところは決めています。むろん、大船駅 に縁があるお店です。こういうと、あたかもそのお店に詳しいと思われるかもしれませんが、実は初めて行くお店です。西口 から 歩行者デッキ を南に進んで一番端まで移動し、さらに少しばかり行くと、ちょっとレトロな感じの建物がありました。私は事前に調べていましたので、「あったあった、ここだここだ!」と思いましたが、知らなければ気がつかずに通り過ぎてしまったかもしれません。


大船軒の本社 & 茶のみ処 大船軒

 この建物は、大船軒本社 です。
 繰り返しになりますが、大船軒 は、大船駅 を中心に 鯵の押寿し などの駅弁を販売しています。その 大船軒 の本社なのですが、実は 「茶のみ処 大船軒」 というカフェもやっているのです。建物の外見だけではとてもカフェをやっているようには思えませんが、商売っ気がないのもよいのかもしれません。


同じく 大船軒の本社 & 茶のみ処 大船軒

 大船軒 の歴史は古く、創業は 1898年(明治31年) とのこと。そして、この 本社 の建物は、1931年(昭和6年) に建てられたそうです。


看板

 この看板のおかげで、「茶のみ処 大船軒」 をやっていることがわかります。営業時間は 11:00〜15:00 で、ラストオーダーは 14:30 です。ちょうど11時になりましたので、中に入ってみることにします。


玄関

玄関の表札

 当たり前かもしれませんが、ちゃんと 「株式会社 大船軒」 と書いてあります。

受付

 多分、仕事の用事で 大船軒 を訪れた場合は、ここで内線をかけるのだと思いますが、食事をしに来た人は勝手に入ってよいようです。ここは右側へ進むのですが、少し行くと 下駄箱 があって スリッパ に履き替えるようになっていました。ちょっと面白いですね。


店内

 この 「茶のみ処 大船軒」 がオープンしたのは 2011年 のことでしたが、もともと建物を見学したいという声が多かったのだそうです。そういう方々にゆっくりしてもらえるようにということで、このカフェをオープンすることになったわけです。


同じく店内

鯵と小鯛の押寿し (650円)

大船軒 といえば、やはり 「鯵の押寿し」 は捨てがたい・・。

サンドウイッチ (500円)

 でも、大船軒伝統「サンドウイッチ」 も・・。というわけで、1人で来ているのに2品も頼んでしまいました。
 ちなみに、日本で初めて 「サンドウイッチ」 を駅弁として販売したのは、この 大船軒 だったんですね。1899年(明治32年) のことだったそうで、きっと当時の人たちにとっては、珍しくてハイカラな食べ物だったのではないでしょうか。
 むろん、駅で買っても美味しいことに変わりはありませんが、今回はせっかくなのでわざわざ 「茶のみ処 大船軒」 に足を運んでみました。今まで駅弁を通してしか接したことが無かったわけですが、実際に足を運んだことで、私の中の 大船軒 のイメージがさらに身近なものになったような気がします。食事をした後、そんなことを思いながら 「茶のみ処 大船軒」 を後にしました。
 最後に、大船軒 のサイトのリンクを貼っておきます。

 大船軒
 http://www.ofunaken.co.jp/

 ご参考まで。

 これで、大船駅 の紹介はおしまいです。



はじめに
大船駅、北鎌倉駅鎌倉駅逗子駅東逗子駅
田浦駅横須賀駅衣笠駅久里浜駅

旅行日記 2013へ TOPページへ