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立山黒部アルペンルート と 富山地方鉄道 乗りつぶし
(1日目)(2013年11月2日)(5)
(関西電力、立山黒部貫光、富山地方鉄道、富山ライトレール)
〜立山ケーブルカー〜

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 立山トンネルトロリーバス を乗りつぶし、9:07室堂駅 に到着しました。次は、立山高原バス に乗車し、美女平駅立山ケーブルカー に乗り換えます。
 まず、立山高原バス ですが、次は 9:20発 です。本当はその1本あとの 10:00発 に乗車する予定だったのですが、黒部ケーブルカー立山ロープウェイ立山トンネルトロリーバス と、立て続けに 臨時便 に乗車することができた結果、1本早い 9:20発 のバスに間に合ってしまいました。こうなると、せっかくなので、その 9:20発 に乗りたくなってしまいます。すでに 改札口 に並んでいる人たちもいらっしゃいますが、幸い、それほど混んでいるわけではないようです。というわけで、9:20発 に乗ってしまうことにします。


立山黒部貫光 立山高原バス
美女平行き 室堂駅 9:16発(4分早発)

 本当は 9:20発 なのですが、改札口 に並んでいた人たちがみんな乗車すると、9:16室堂駅 を発車しました。定刻よりも4分も早いわけですが、この点はやはり バス だからなのでしょう。というわけで、室堂駅 の滞在時間は、わずか 9分 ということになりました。
 (4) でも書いたように、室堂駅標高2,450m ですが、ここから 標高977m美女平駅 へ向かって、駆け下っていくことになります。信濃大町駅 から3時間かけて上ってきましたが、もう下っていくわけです。


9:17 室堂駅 発車直後

 室堂駅 を発車してからすぐに、

 「あっ! 駅の写真を(外から)撮ってないや」

 と思ったのですが、もうどうにもなりません。バスの車内から撮影してみましたが、こんなの↑↑しか撮れませんでした。ですが、そもそも 改札口 から勝手に外に出て写真なんて撮ってよかったのか、よく分かりません。今さらですが、改札口 で、係の人にでも聞いてみればよかったです。まあ、ふつうの人は、山とか風景の写真を撮りたいのであって、駅の写真を撮りたいなんて人はあまりいないのかもしれませんが。


9:17

 このあたり、あの 「雪の大谷」 として有名なところを進んでいます。冬の間に降り積もった雪を除雪して、道路の両側に、何メートルもの 雪の壁 が出来上がるわけです。4月中旬〜6月上旬ぐらいまでがその季節らしいのですが、次回は、ぜひその季節に来てみたいなあ、と思います。
 とは言うものの、今日も少しですが があります。この辺りでは、もう が降るんですね。私にとって、今年の春以降、 を間近で見たのはこれが初めてです。


9:22

室堂駅 を発車してから、ほとんど一方的に下り続けています。

9:36

 雲ひとつ無い快晴です。今日は天気に恵まれました。こちら↑↑は、これから下っていく 富山平野 の方角ではないかと思います。

 この後、9:50称名滝 が見える 滝見台、そして 9:54 には 立山杉 の近くを通り過ぎました。よく見えるようにと、わざわざ停車までしてくれましたが、どちらも私が座っているのとは逆の進行方向右側で、写真はうまく撮れませんでした。


9:59

 ずいぶん下ってきました。
 もうすぐ、終点の 美女平駅 のようです。


美女平駅 10:02着

 10:02、終点の 美女平駅 に到着しました。時刻表には 10:10着 とありますので、8分も早く到着したことになります。
 繰り返しになりますが、この 美女平駅標高977m です。2,450m室堂駅 から、一気に 1,473m も駆け下ってきました。ついさっきまで標高2000mを超えるところにいたなんて、なんだかウソのようです。

 次は、いよいよ 立山ケーブルカー に乗車します。立山ケーブルカー は、立山−美女平 間 1.3km の路線です。
 私としては、この ケーブルカー立山駅 まで乗っていけば、立山黒部アルペンルート の乗りつぶしは終了で、そこから先は 富山地方鉄道 の乗りつぶしということになります。(※)

 (※) ここでは、便宜上、立山駅 までを 立山黒部アルペンルート としていますが、富山地方鉄道 の 電鉄富山駅 までを 立山黒部アルペンルート に含んで言う場合もあるようです。


美女平駅 立山ケーブルカー 改札口

 時刻表では、次の ケーブルカー10:20発 なのですが、改札口 に来てみると、10:10発臨時便 が出るとのこと。またもや 臨時便 ですが、今度はすでに並んでいる方が結構いらっしゃいます。乗れないということはないのですが、どうせなら、できるだけいい位置に乗車したいですし、どっちにしても10分しか変わりません。よって、10:10発臨時便 は見送り、10:20発 に乗車することにしようと思います。


立山黒部貫光 立山ケーブルカー 立山行き 美女平駅 10:20発

 10:20美女平駅 を発車しました。
 臨時便 が出てから10分しか経っていないためか、車内は空いており、座席には余裕があります。


10:20 美女平駅 発車直後

 標高977m美女平駅 から、標高475m立山駅 へ向かって、一方的に下っていきます。
 なお、この 立山ケーブルカー は、ちょっと面白くて、前方(立山駅側) に 貨車 が連結されています。(実を言うと、私も、今回乗車して初めて知りました。) この 貨車 は、例えば、スキー などの大きな荷物を運んだりするのに使うのだそうです。さらに、その 貨車 の前に連結されている、この↑↑写真で、赤い四角い箱みたいなのが、乗務員室 です。立山行き の場合、運転士さん は、あちらの 乗務員室 で運転をするわけです。


10:21

 貨車 のアップです。結構立派な 貨車 です。これなら、荷物もずいぶん運べそうです。私は スキー のことは分かりませんが、多分そのシーズンには、この 貨車 が大活躍するのでしょう。


10:21

10:21

トンネル に入ります。

10:23

 トンネル を出ますが、なんとその出口がちょうど 中間地点 でした。立山駅 から上ってきた、美女平行き がやってくるのが見えます。ケーブルカー なので、中間地点 ですれ違うわけです。


10:23 中間地点

 美女平行き とすれ違います。どうやら、あちらは満員盛況のようです。3連休の初日ですから、これからお出かけになる方が多いのでしょう。


10:24

10:24

 この写真では分かりづらいかと思いますが、中央やや右に写っている柱に、「材木石」 と記されています。私は、材木石 について詳しく説明できるだけの知識はありませんが、いろいろなサイトなどを参考にさせていただくと、火山岩が 柱状節理 をなして露出しているようなところのことを言うのだそうです。車内からでは、すぐに通過してしまいよく分かりませんでしたが、美女平駅立山駅 との間は歩くこともできるようなので、そのあたりを散策すると、もっとよく分かるのかもしれません。


10:25

また トンネル に入ります。

10:26

トンネル を抜けると、立山駅 が見えてきました。

10:26

 この写真で、右下に 富山地方鉄道立山駅 が見えます。さらに、中央やや左へ向かって伸びている、立山線 の線路も見えています。


10:26

 まもなく、終点の 立山駅 に到着します。この写真では分かりづらいですが、ホームには、この列車の折り返しに乗車するであろう方たちがたくさん待っています。


立山駅 10:27着

 終点の 立山駅 に到着しました。これで、立山黒部貫光 立山ケーブルカー を乗りつぶし、念願だった、立山黒部アルペンルート を乗りとおしました! 信濃大町駅6:15 に出発してから、ここまで 4時間12分 でした。


立山駅 駅名標

 すでにいろいろな乗り物に乗りましたが、まだまだ乗りたいものがたくさんあります。というわけで、富山地方鉄道 立山線 に乗り換えです。



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