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立山黒部アルペンルート と 富山地方鉄道 乗りつぶし
(1日目)(2013年11月2日)(2)
(関西電力、立山黒部貫光、富山地方鉄道、富山ライトレール)
〜関電トンネルトロリーバス〜

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● 2013年11月2日(土)

 おはようございます。長野県大町市信濃大町駅近くの旅館 で、11月2日(土) の朝を迎えました。今日はこれから、立山黒部アルペンルート乗りつぶし に挑みます。
 (1)でも書きましたが、信濃大町駅 から 富山県立山駅 まで、以下の1)から8)の順に進んで行きます。

 1) アルピコ交通 路線バス 信濃大町駅−扇沢駅
 2) 関西電力 関電トンネルトロリーバス 扇沢駅−黒部ダム駅
 3) 徒歩 黒部ダム駅−黒部湖駅
 4) 立山黒部貫光 黒部ケーブルカー 黒部湖駅−黒部平駅
 5) 立山黒部貫光 立山ロープウェイ 黒部平駅−大観峰駅
 6) 立山黒部貫光 立山トンネルトロリーバス 大観峰駅−室堂駅
 7) 立山黒部貫光 高原バス 室堂駅−美女平駅
 8) 立山黒部貫光 立山ケーブルカー 美女平駅−立山駅

 このうち、2)4)6)8)鉄道 であり、乗りつぶし の対象です。
 というわけで、信濃大町駅 から上記1)の 路線バス で出発します。


アルピコ交通 路線バス(扇沢線) 扇沢駅行き 信濃大町駅 6:15発

 信濃大町駅 から 扇沢駅 まで行くバスは、これが今朝の1本目です。混雑する時期はこれよりも早く、5:30発 というのもあるのですが、もう日が短い季節になってきているからでしょうか、今日はそのバスはありません。
 信濃大町駅 からは20人ほど乗車しましたが、そのうち10人ほどは 中国人 と思しき人たちです。話している言葉の意味は分からなくても、何となく 「中国語だなあ」、というのは分かりますよね。日本に遊びにくる中国の方って、家電量販店などに電化製品を買いに来るばかりかと思っていましたが、ちゃんとこういうところに観光に来てくれる人達もいらっしゃるわけです。何事も、勝手なイメージや先入観だけで決めつけてしまってはいけませんね。


6:24

 途中、いくつかバス停を通り過ぎましたが、乗り降りする人は一人もおらず、6:45、定刻よりも10分早く 扇沢駅 に到着しました。

扇沢駅 6:45着 (10分早着)

 この 扇沢駅 からは、関西電力関電トンネルトロリーバス に乗車します。
 関電トンネルトロリーバス は、扇沢−黒部ダム 間 6.1km の路線です。自ら “バス” と名乗っているぐらいですから、「鉄道じゃなくてバスなんじゃないの?」 と突っ込みたくなってしまいますが、なぜか法的には 鉄道 の扱いになっています。よって、私みたいな人は乗らなくてはなりません。まあ、この トロリーバス に乗車しなければ、立山黒部アルペンルート はこの先を進むことはできませんので、鉄道であろうがなかろうが、どっちにしても乗らなくてはならないのですが・・。
 ちなみに、この↑↑写真ではよく分からないかもしれませんが、1階が 切符売り場 で、2階が 改札口、そして3階に トロリーバスホーム があります。私は、事前に 旅行会社立山駅 までの クーポン券 を購入していましたが、こちらの 切符売り場立山駅 までの 切符 と引き換えました。


扇沢駅 2階 改札口

扇沢駅 2階 土産物店

 私が乗車する トロリーバス7:30発 ですので、少し待ちます。これも今朝の1本目ですが、混雑する時期はもっと早い時間のもあるようです。でも、今日から 3連休 ですし、「今日は混まないのかなあ?」 と思いながら 改札口 に並んでいたところ、最初は数人の列でしたが、発車時間が近づくにつれどんどん列が長くなっていきます。最後には、ざっくりですが200人だか300人だか、それぐらいの人たちの列が出来上がってしまいました。私が乗ってきたバスは20人ぐらいしか乗っていませんでしたが、それ以外の人たちは何処からやってきたのでしょうか。改札口 に並んでいたので見ていたわけではありませんが、もしかすると、観光バスに団体で乗ってきたり、宿泊先から車で送ってもらったりしたのかもしれませんね。
 ちなみに、「この7:30のバスは、どんなに混雑してもすべての人が乗車できる」 ということを係の人が案内していました。混雑具合に応じて、臨機応変に バス の台数を調整して対応するのかもしれません。
 そして、発車の7分前、つまり 7:23、やっと 改札 が始まりました。


関西電力 関電トンネルトロリーバス黒部ダム行き 扇沢駅 7:30発

 これが トロリーバス です!やっぱり、どう見たって バス ですね。でも、車体の上に、架線 があるのがお分かりいただけるでしょうか。電車 と同じように、この 架線 から 電気 をもらって走行するわけです。そう言われると、ちょっとだけ 鉄道 っぽく思えなくもないでしょうか。


車体側面

 「おかげさまで50周年」 とありますが、黒部ダム ができて今年で50年になのだそうです。

 それにしても、車内は大盛況です! 私は早く並んでいたこともあって一番前の席に座ることができましたが、立つ人もたくさんいて通勤ラッシュ並みの混雑になってしまいました。
 結局、今回は 4台 での運行になりました。ちなみに、私は1台目に乗車しています。 

 7:30扇沢駅 を発車しました。
 発車したばかりですが、途中に駅はありませんので、次は終点の 黒部ダム駅 です。


7:31

 この道は、この トロリーバス専用道 です。ここで、反対側からくるバスとすれ違うことはできません。鉄道 で言えば、単線 です。


7:31

7:31

 いよいよ 関電トンネル に突入します。扇沢駅 を発車してから、まだ1分半ほどしか経っていませんが、ここから先はずっとこのトンネルの中を進んでいきます。


7:31

繰り返しになりますが、関電トンネル を走行しています。

7:36

 遠くの方に、青い光 が見えてきました。
 あの光は、破砕帯 の位置を示しているのだそうです。


7:36

 その 破砕帯 の個所を通過しています。
 この 関電トンネル は、1956年(昭和31年)8月 に掘削が始まりました。当初は順調に進んでいたようですが、翌年5月破砕帯 に行きあたり状況は一変します。わずか 80m破砕帯 を掘り進むのに、7ヶ月 もかかりました。この80mという距離は、通常であれば10日ほどで掘り進むことがでできるぐらいの距離なのだそうです。いかに困難を極めたのか想像できます。今、この 破砕帯、そしてこの 関電トンネル を、トロリーバス に乗ってスイスイと進んでいけるのも、先人たちの命がけの苦労があったからこそと言ってよいでしょう。
 今回の旅に出かけるにあたり、事前に図書館で、木本正次「黒部の太陽」 を借りてきて読み始めました。当時は映画にもなり、とても有名な作品ですが、恥ずかしながら私はまだ読んだことがありませんでした。当時の人たちの苦労に思いをはせ、圧倒されながら読み進めているところです。


7:37

 あの黄色いランプは、長野県富山県県境 を示しています。
 7:37、その県境を越え、富山県 に進入しました。私は今まで、富山県 には何度かやってきた(あるいは、列車で通り過ぎた)ことがありますが、それは、いずれも 北陸本線高山本線 を利用してのことでした。このルートで、山の中を突っ切ってやってきたのはこれが初めてです。


7:38

 ここだけ、複線 になっています。反対側、つまり 黒部ダム駅 からやってくるバスがある場合は、ここで 行き違い をするわけです。その場合は、お互いに時刻通りに運行していないといけません。この点は、たしかに 鉄道 っぽいですね。残念ながら、今回は行き違うバスはありませんでした。


7:40

さらに 関電トンネル を進んでいきます。

7:42

どうやら、黒部ダム駅 が近づいてきたようです。

7:42 黒部ダム駅 に到着します

 地上を走行したのは最初のちょっとだけで、そのあとはずっと トンネル の中でした。

黒部ダム駅 7:43着 (3分早着)

 私の時計でではありますが、7:43、定刻よりも3分も早く、終点の 黒部ダム駅 に到着しました。普通の 鉄道 であれば、さすがに3分も早く到着してしまうことは、なかなかないのではないでしょうか。この点は、やはり バス っぽいような気もします。
 いずれにせよ、これで 関西電力 関電トンネルトロリーバス を乗りつぶしました。


黒部ダム駅 駅名標

黒部ダム駅 展望台への階段

 降車口 を出ると、展望台 へ通じる階段がありました。この階段を上っていくと 展望台 へ行けるようですが、そちらを回るとちょっと遠回りになるようですし、この先まだまだ乗るべきものがたくさんあります。よって、今回はパスすることにします。


黒部ダム駅 黒部ダムへ通じるトンネル

 黒部ダム駅 は、すべて トンネル の中に作られています。
 この↑↑トンネルを抜けると、外に出ることができるようです。


黒部ダム

トンネルを抜けると、たしかにそこは 黒部ダム でした。


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