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名古屋市営地下鉄、愛知高速交通、名古屋ガイドウェイバス 乗りつぶし
(2012年12月31日)(3)
〜名古屋ガイドウェイバス(ゆとりーとライン)〜

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 愛知高速交通(リニモ) に乗って、八草駅 にやってきました。
 次は、名古屋ガイドウェイバス(ゆとりーとライン) に乗車したいのですが、そのためには、リニモ東山線 を引き返し 名城線 に乗り換えて 大曽根駅 に出る方法と、愛知環状鉄道 に乗車し 高蔵寺駅 に出る方法が考えられます。日程を検討してみましたが、どう考えても後者の方が時間の節約になります。というわけで、八草駅 から 愛知環状鉄道 に乗車し、高蔵寺駅 まで移動しました。

 八草 7:29 → 愛知環状鉄道 → 高蔵寺 7:44

 なお、今回は一部区間だけとはいえ、愛知環状鉄道 に乗るは14年ぶりということで、懐かしいというよりもむしろ 「前に乗った時はどんなだったっけ?」、というのが正直なところです。いつになるかはわかりませんが、また機会を見つけて全区間乗りたいと思います。


愛知環状鉄道 高蔵寺駅 7:44着

高蔵寺駅

 お目当ての 名古屋ガイドウェイバス ですが、そもそも、「鉄道の乗りつぶしを志す人が、なんで “バス” に乗らなきゃいけないの?」 と思われる方がいらっしゃるかもしれません。そりゃそうですよね、だって “バス” なんだもん!


名古屋ガイドウェイバス(ゆとりーとライン)
大曽根行き 高蔵寺駅 8:15発

 ほ〜ら、どうみたって “バス” ですよね。
 ですが、この 名古屋ガイドウェイバス は、そんじょそこらの 路線バス とはわけが違います。途中までは普通の道路を走るのですが、小幡緑地 というところから終点の 大曽根駅 までは 高架の 専用軌道 を走るのです。しかも、その 専用軌道 を走行する際には 自動操舵運転 となり、運転士さんがハンドルを回さなくても勝手に軌道の曲線に沿って走ります。
 この 専用軌道の区間 (大曽根−小幡緑地 間)新交通システム の一種で、法律で言うなら 軌道法 が適用されます。つまり、車体だけを見ればどう見たってバスなのですが、専用軌道 の区間に限っては、“鉄道” に分類すべき乗り物なのです。
 むろん、乗りつぶし なんていうものは、しょせんお遊びでしかありません。みんなが好きなように楽しめばよいのです。少なくとも私は、そもそも 「どこからどこまでが鉄道なのか?」 というのも人それぞれでよいと思っています。
 私は、

 「名古屋ガイドウェイバス の 専用軌道 の区間 は “鉄道” である」

 と考えていますが、それは私が勝手に思っているだけで、人によって違うかもしれません。例えばですが、「俺は、鉄のレールの上を鉄の車輪で走る乗り物しか鉄道と見なさない」 という人がいてもおかしくありません。決して 「それは間違っている」 とか、「それはずるい」 とかということはないのです。繰り返しになりますが、“お遊び” だからそれでよいのです。
 もし万が一、「乗りつぶしの公式ルールを決めました。これから乗りつぶしはこのルールにのっとってやって下さい」 なんていう人や団体がいたとしたら、そんなのは余計なお世話なのです。
 と、熱く語ってまいりましたが、結局、何が言いたかったかというと、

 「というわけで、これから 名古屋ガイドウェイバス に乗りま〜す」

 ということが言いたかったのでした。
 なお、名古屋ガイドウェイバス は、専用軌道 の区間の路線名は ガイドウェイバス志段味線、愛称では ゆとりーとライン と呼ばれています。


車体の前輪付近

 車輪の付近に、案内輪 (横向きの小さな車輪) があります。これがあることで、専用軌道 の区間では 自動操舵運転 が可能になります。


車体の後輪付近

後輪にも 案内輪 があります。

車内

車内は普通の バス と同じです。

8:20 上志段味−寺林 間

途中の 小幡緑地駅 までは、一般道 を走ります。

8:23 中志段味停留所 停車中

 道路事情などにより予定よりも早かった場合、停留所で時間調整をすることがあるようです。この 中志段味停留所 では、2分ほど停車しました。


8:29 志段味西小学校前−上島(東) 間 (吉根平池東交差点)

 交差点で 信号待ち をしています。
 当たり前ですが、一般道 を走る区間では 信号 があります。


8:35 竜泉寺口−小幡緑地 間

 まもなく(次の交差点を左折)、一般道専用軌道 の境界である モードインターチェンジ に到着します。

8:36 モードインターチェンジ 停車中

 8:36モードインターチェンジ から 専用軌道 に入りました。
 ここからが ガイドウェイバス の本領発揮であり、また 乗りつぶし でもあるわけです。


8:37 小幡緑地駅に到着します

 小幡緑地駅 と書きましたが、専用軌道 の区間は 鉄道 なのであえて 「駅」 と書きます。


8:37 小幡緑地−白沢渓谷 間

 専用軌道 を走行しています。
 なんだか不思議な感じです。


8:39 白沢渓谷−川村 間

 高架 なので眺めはよいです。
 これだけ見ると、普通の 鉄道 と変わらない景色ですね。


8:40 川村駅に到着します

8:44 守山市民病院−守山 間

中志段味行き とのすれ違いです。

8:44 守山市民病院−守山 間

陸上自衛隊 守山駐屯地 のそばを通りました。

8:44 守山駅に到着します

 同じ 名古屋市守山区 に、JR東海 中央本線新守山駅 があります。その 新守山駅 の方が、こちらの 守山駅 よりも先に開業しているにも関わらず頭に 「新」 がつくという、ちょっと不思議なことになっています。


8:45 守山−砂田橋 間

 名古屋鉄道 瀬戸線守山自衛隊前駅 の上を通過しました。
 この 瀬戸線 には、10月に 名鉄 を乗りつぶしたときに乗りました。


8:45 守山−砂田橋 間

 矢田川 を渡っています。
 この川は、10月に 瀬戸線 に乗った時も渡りました。


8:47 砂田橋−ナゴヤドーム前矢田 間

 進行方向左側に、ナゴヤドーム が見えました。
 個人的には、ナゴヤドーム で野球を観戦したことはまだありません。


8:48 ナゴヤドーム前矢田駅に到着します

ちょうど、小幡緑地行き が発車していくところでした。

8:49 ナゴヤドーム前矢田−大曽根 間

まもなく、終点の 大曽根駅 です。

大曽根駅 8:50着

 終点の 大曽根駅 に到着しました。
 これで、名古屋ガイドウェイバス を乗りつぶしました。

大曽根駅 回転場

大曽根駅 に到着した後は、この回転場で方向転換をします。

大曽根駅 駅名標

名古屋ガイドウェイバス 大曽根駅

 なかなか立派な 高架駅 です。これだけみると、普通の 鉄道 が発着してもおかしくないような気がしてしまいます。



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