【ぶらり小さな旅】 京成電鉄 (後編 北総鉄道と千原線 etc. 編) (2007年9月24日) (1/5) |
今日は「京成電鉄」の後編です・・ さて今日は、昨日の前編に引き続き、「京成電鉄」の後編をお送りします。しかし昨夜、サイトの更新が深夜まで掛かってしまったため、予習をする時間もなく、とにかく「北総鉄道」の未乗区間(印西牧の原−印旛日本医大 間)と、京成電鉄の「千原線」には乗ることだけを決めて家を出ました。 「北総鉄道」は・・ 「北総鉄道」は、京成高砂−印旛日本医大 間、32.3kmの路線です。第3セクターですが、京成電鉄も出資しており、京成グループの一員です。 この鉄道には、何年か前に乗ったことがあるのですが、その時はまだ、「印旛日本医大」駅の1つ手前の「印西牧の原」駅までだったので、その1駅間が未乗になっています。 まずは「押上」駅へ向かいます・・ 「北総鉄道」の列車は、そのほとんどが、京浜急行電鉄〜都営地下鉄「浅草線」〜京成電鉄「押上線」〜「北総鉄道」という経路で運転されています。よって、昨日は「京成上野」駅から乗車しましたが、今日はまず京成電鉄の「押上」駅へ向かうことにしました。 JR京浜東北線で新橋まで行き、そこで都営「浅草線」に乗り換えました。最初に来た列車は、「京成高砂」行きだったので、北総鉄道までは行きませんが、とりあえずこの列車で「押上」駅まで行きました。 |
押上駅 駅名標(左写真)と電光掲示板(右写真) 押上駅は都営地下鉄「浅草線」と京成電鉄「押上線」の接続駅ですが、ホームにあった駅名標は京成電鉄のデザインのものでした。 次にくる、9:43発の「印旛日本医大」行きの列車が「北総鉄道」まで行く列車なので、これに乗ることにしました。 |
押上駅 印旛日本医大行き 9:43発 車体に「北総鉄道」の文字がありますが、細かいことを言うと、この車両は、「千葉ニュータウン鉄道」が所有している9000形という車両です。 「千葉ニュータウン鉄道」とは、京成電鉄が100%出資して設立した会社で、北総鉄道が営業している、京成高砂−印旛日本医大 間のうち、小室−印旛日本医大 間(12.5km)の線路などの鉄道資産を保有している会社(第3種鉄道事業者)です。 なんかややこしい話になってきましたが、簡単に言うと、自分で線路などの鉄道資産を保有し、列車も走らしている鉄道会社が「第1種鉄道事業者」で、鉄道資産を保有しているだけが「第3種鉄道事業者」、第3種から鉄道資産を借り受けて列車を走らせて営業するのが「第2種鉄道事業者」です。 「北総鉄道」の場合は、京成高砂−小室 間が「第1種鉄道事業者」で、小室−印旛日本医大 間は「第2種鉄道事業者」になっています。 |
京成電鉄 押上線 押上−京成曳舟 間 (車内前方より写す) 押上駅は地下でしたが、すぐに地上に出ます。 写真は、ちょうど地上に出たところです。 |
青砥駅 (車内前方より写す) 左から来た「京成本線」と合流します。 「青砥」駅は立派な高架駅になっています。しかも3階立てになっていて、2階が上りホーム(京成上野、押上方面行き)、3階が下りホーム(成田空港方面)になっています。 |
青砥−京成高砂 間 (車内前方より写す) この1駅間は、京成電鉄では唯一の複々線になっています。 |
京成高砂駅 9:55着 9:59発 先ほどの押上駅では、車体側面の写真しか撮れませんでしたが、前面のデザインはこんな車両です。 ここから「北総鉄道」に入ります。 |
京成高砂駅 構内 (車内前方より写す) 京成本線と分岐し、こちらは高架線へ上って行きます。 |
北総鉄道 新柴又−矢切 間 (車内前方より写す) 江戸川を渡り、千葉県に入ります。 |
新柴又−矢切 間 (車内前方より写す) トンネルに入ります。 比較的新しい鉄道だからでしょうか、トンネルが結構多かったように思います。 ちなみに、「矢切」駅はこのトンネルの途中にありました。 |
北国分−秋山 間 (車内前方より写す) 立派な高架線を行きます。(結局、終点の「印旛日本医大」駅まで、京成高砂駅構内を除いて、踏切は1箇所もありませんでした) 現在、北総鉄道の終点である「印旛日本医大」駅から先、成田空港へ向けて、「成田高速鉄道アクセス」という路線が建設されています。(2010年度開業予定) この路線が開業すると、京成電鉄の「スカイライナー」は「京成高砂」駅から「北総鉄道」経由で成田空港へ向かうようになります。 その際、スカイライナーには新型車が導入されるそうなのですが、既存の北総鉄道線内では最高時速130km、新線区間では同160kmでの運転を予定してます。 |