まだ、寝ずにがんばっています。
外は相変わらず、雨が降ったりやんだりですが、今は降っています。
1:33 には、新津駅 を発車。
そして、1:59、羽越本線 新発田−加治 間 で、上りの 「日本海」 とすれ違いました。どうやら、あちらも定刻のようです。
11月18日、「日本海」の廃止 が、一部の新聞で報道されました。
JR からの正式な発表はまだですが、新聞で報道された以上、まず間違いないでしょう。
今回の旅行は、その報道を受け、急遽計画したものでした。
もともと予定していたものではありませんでしたので、予算的にも無理があり、いろんなことを我慢しなければならない旅行となりました。
しかし、今夜は A寝台 に乗車しています。
B寝台 が嫌なわけではないのですが、「日本海」 に乗車するなら、できれば A寝台 に乗車したかったのです。
この A寝台 は、いわゆる 開放式 といわれるもので、ブルートレイン としては、今では 「日本海」 にしか連結していない車両です。
A寝台 ですからベッドの幅も広く、子供のころ乗車した列車で、父と二人で一緒に寝たこともありました。
そういう意味ではとても懐かしく、たとえば、最近の個室の寝台よりも、“A寝台” という称号が似合う車両かもしれません。
ブルートレイン も、近年、急速に数が減りました。
まだ最初のうちはよかった、1つ2つなくなる列車があっても、まだ乗れる列車がありましたから・・。
しかし今では、「日本海」 がなくなれば、純粋に ブルートレイン と呼ばれる列車は、「北斗星」 と 「あけぼの」 だけになるでしょう。
鉄道ファン にも世代があります。
たとえば、蒸気機関車 が現役バリバリだった時代を知っているのは、私よりももう少し年配の方々でしょう。
そういう意味では、私ぐらいの世代の人たちは、子供のころ、ブルートレイン に憧れ、鉄道ファン になった人たちも多いのではないでしょうか。
ブルートレイン世代 と言ってもよいのではないか、と思っています。
寂しいことではありますが、その ブルートレイン もいつか完全に引退になる日がくるのかもしれません。
いつかその日がくることになっても、悔いが残らないよう、今日、今、この瞬間を楽しみたいと思っています。
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