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関東鉄道 常総線 キハ350形の旅 (2011年9月23日)(4/4)

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 キハ350形 に乗車し、水海道駅 に戻ってきたのが 12:36
 このあとどうするかですが、今日は キハ101 という車両も運用についており、うまい具合にその列車が 水海道駅 を発車するのが 12:50 です。
 キハ101 も、キハ350形 と同時代に製造された車両ですが、こちらはもう少し活躍が続きそうです。
 しかし、もうずいぶん長い間活躍してきましたので、そう遠くないうちに引退することにもなるのではないでしょうか。
 そういう意味では、やはり今のうちに乗っておきたい車両です。
 というわけで、今度は キハ101 に乗車し、もう一度 下館駅 まで往復してくることにしました。

下館行き 水海道駅 12:50発

 この キハ101 は、キハ100形 という形式で、色違いの キハ102 と2両あります。
 この車両も、キハ350形 と同様に 国鉄 から流れてきた車両で、国鉄時代は キハ30 と呼ばれていました。
 キハ35キハ30 は、同系列の車両ですので、ぱっと見よく似ています。
 キハ30 が、車体の両端に 運転台 がついていて1両で運行できるのに対し、キハ35 は片側にしか 運転台 がありません。


運転室

車内

整理券発行機

 キハ100形 は、ワンマン運転 に対応しているので、整理券発行機運賃箱運賃表 が設置されています。

運賃箱

運賃表

13:12 玉村−宗道 間

 もう1度、筑波山 を写しました。
 キハ350形 の車内から見たときよりも、雲が少し減っていました。

下館駅 13:39着

車体側面のドア

キハ350形 と同様に 「外吊り式」 です。

ドアの下部

 キハ350形 もそうですが、国鉄 で活躍していたころは、この部分は ステップ になっており、一段低くなっていました。
 ホームの高さが低い路線で使われていたためです。
 関東鉄道 に渡ってきた後、このステップの部分は埋められました。

下館駅 駅名標

下館駅 南口

 このあと、また折り返しの 14:06発 の列車で 水海道駅 へ戻りました。

 キハ101 に乗車し、水海道駅 へ戻ってきたのが 14:55
 結局、キハ350形キハ101 に乗車し、水海道−下館 間 を1往復ずつ、合計2往復もしてしまいました。
 もう充分に堪能したので、これで帰ろうと思います。
 ですが、今度はちょうどうまい具合に、取手行き の列車に キハ350形 が充当されるのです。
 車両の運用を決めている担当の方に感謝したいですね。
 最後に、もう一度 キハ350形 に乗車し、今日の旅の締めくくりとしたいと思います。


取手行き 水海道駅 15:29発 (左側の列車)

15:32 水海道−小絹 間 (水海道鉄道車両基地)

 先ほど乗車した キハ101 が、スカイブルーキハ350形 の手前にいました。

15:32 水海道−小絹 間

 キハ101 に乗車しているころから、少しずつですが、晴れ間が見えるようになりました。
 「もう少し早く晴れてくれれば・・」と思いますが、こればっかりは仕方がないですね。


取手駅 16:01着 (キハ3511)

同じく取手駅 (キハ358)

 取手駅 までの途中でも、この キハ350形 を撮影している鉄道ファンを見かけました。
 車内の方は、それほど混雑するというわけでもなく、まったりしていました。
 多分、キハ350形 に乗車するのは、私にとってこれが最後になると思いますが、最後にいい思い出ができました。
 キハ350形 と同系列の車両は、常総線キハ100形 と、JR久留里線キハ30 がまだ活躍しています。
 これらの車両も老朽化しているとは思いますが、もう少し最後のがんばりを見せてほしいと思います。

 これで、今回の キハ350形 の旅はおしまいです。
 最後までご覧いただき、ありがとうございました。m(_ _ )m

 −終わり−



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