今年の夏は、お金もないので、自宅でじっとしているつもりでしたが、ちょっと出かけてくることにしました。

　大阪−鳥取 間を播但線経由で結ぶ 特急「はまかぜ」 ですが、11月7日より新型の キハ189系 で運行されることになっています。
　つまり、国鉄時代から活躍してきた キハ181系 での運行は11月6日までです。
　「はまかぜ」 には、もう10年以上前に一度乗ったことがありますが、できれば キハ181系 のうちにもう一度乗っておきたいと思い、出かけることにしたのです。

　今回予定している旅程は、下記のとおりです。

　上記のなかで、智頭急行、若桜鉄道、丹後海陸交通（天橋立ケーブルカー） は、初めて乗る路線です。
　「はまかぜ」 にも、できるだけ長く乗車したいところですが、未乗路線の乗りつぶしも考慮した結果、上記のような旅程になりました。
　切符はもう手配しましたので、あとは当日、台風などで運休にならないことを祈るばかりです。

　全車指定席で売り切れのはずですが、東京駅 発車時点ではかなり空席がありました。
　結局、0:31発の 小田原駅 でほとんどの席が埋まったようでした。

　小田原までは記憶があるのですが、その後、爆睡してしまいました。
　静岡も浜松もまったく記憶がなく、目が覚めたときには、もう 名古屋駅 の手前でした。

　終点の 大垣駅 では、6:00発の姫路行きに接続するのですが、これがたったの４両しかありません。
　というわけで、毎度恒例の席取合戦が行われました。
　大垣駅 に到着する前から、多くの方が前の方の車両（大垣駅で階段がある）に移動し、また 大垣駅 に到着すると同時に、多くの方がダッシュで隣のホームへ移動していきました。
　私はといえば、ご覧のとおり一番前までいって写真なんて撮っていましたので、もちろん座れるわけがありません。
　というわけで、大垣駅 からは、眠たい目をこすりながら立っていました。

　6:33着の 米原駅 では、わずか２分の待ち合わせで、播州赤穂行きの 新快速 に接続しました。
　その 新快速 が12両で、さすがに今度は座ることができました。ただし、今度は写真を撮る暇もありませんでした。

　新快速 で座ることができると、また眠たくなってきました。京都も大阪も神戸も、うつらうつらしている間に通り過ぎていきました。

　新快速 には、9:29着の 相生駅 まで乗車しました。やはり関西の 新快速 は、いっきに距離をかせげるので便利ですね。

　相生駅 では、9:33発の備中高梁行きに乗り換えました。
　この列車は、115系 の７両でしたが、結構混んでいてまた座れませんでした。　この列車には、9:45着の 上郡駅 まで乗車しました。

　やっと 上郡駅 まで来ました。ここで 智頭急行 に乗り換えです。
　智頭急行 に乗車するのは初めてです。いよいよ、 “乗りつぶし” が始まります。