特急「あやめ91号」と鹿島臨海鉄道の旅 (2008年5月24日)(4/5) |
鹿島臨海鉄道で新鉾田駅から、タクシーに乗って、昨年廃止になってしまった鹿島鉄道の鉾田駅跡へ来ました。 私は、何年か前に鹿島鉄道に乗ったこともありましたが、そのときはカメラが壊れてしまって、現像したら何も写っていなかったという、とても残念なことになってしまいました。 鉾田駅を訪れるのもそれ以来ですが、どのようになってしまったかこの目で見ておきたいと思っていました。 |
鉾田駅バスターミナル 鉾田駅跡は、今でもバスターミナルとして活躍していました。 |
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バス停は、今でも「鉾田駅」のままになっています。 |
鉾田駅の駅舎は、バスターミナルの建物と向かい合わせのようになっていました。 ただし、残念なことに駅舎はすでに取り壊されてしまっていました。 |
鹿島鉄道 鉾田駅跡 キハ601 駅跡には、「鉾田駅保存会」が所有しているキハ601が留置されていました。 保存会の方々だと思うのですが、車内を清掃されていました。 勝手に敷地内に入っていいかもよくわからなかったので、清掃をしていた方に一声かけてから写真を撮らせていただきました。 このサボ(右上)は、現役当時のものではなく、保存会の方のお手製だそうです。 |
駅舎はありませんが、ホームや一部の線路は残されており、当時を偲ぶことができました。 |
構内には、「鉾田保存会」が所有しているもう一両の、KR-505も留置されていました。 |
鉾田駅の駅舎は、この砂利のあたりにあったと思われます。 |
鉾田駅跡のすぐ近くには、今でも「鉾田駅前」の文字が残っていました。 |
お腹が空いたので、バスターミナルでたい焼きを買いました。 このたい焼きは、鹿島鉄道が現役のころは、鉾田駅の駅舎内で販売していたそうです。 そういえば、以前、鹿島鉄道に乗ってここまで来たときにも、たい焼きを買ったことを思い出しました。 |
駅舎こそ取り壊されてしまったとはいえ、車両を2両も所有し整備されているとは、「鉾田駅保存会」の方々には頭が下がる思いがします。 名残惜しいのですが、いつまでもここにいるわけにもいかないので、またタクシーに乗って、鹿島臨海鉄道の新鉾田駅に戻りました。 |