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タナバタ エノシマ モノレール (2013年7月7日)(1)
〜湘南モノレール〜

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● 2013年7月7日(日)
No. 発駅 時刻 路線、列車 着駅 時刻 掲載
1 大船 5:35 湘南モノレール 湘南江の島行き 湘南江の島 5:49 (1) (2)
2 湘南江の島 6:26 湘南モノレール 大船行き 大船 6:41
3 大船 6:45 湘南モノレール 湘南江の島行き 湘南江の島 6:59
4 湘南江の島 7:11 湘南モノレール 大船行き 大船 7:26
5 大船 7:30 湘南モノレール 湘南江の島行き 湘南江の島 7:44
6 江の島へ (2)
7 湘南江の島 8:56 湘南モノレール 大船行き 大船 9:11

● 2013年7月7日(日)

 久しぶりに 湘南モノレール に乗ろうと思います。横浜 で暮らすようになってからもう20年以上になりますし、私だってさすがに 湘南モノレール ぐらい乗ったことがあります。ですが、前回乗ったのはもう10年、あるいはそれ以上昔のことで、ちょっとすぐには思い出せないくらいです。例えば 北海道 のように、遠くて旅費もかかり滅多に行けないようなところだと喜んで出かけていくのに、逆にいつでも乗りに行けるような近場の路線だと気が向かないようではいけません。
 というわけで、根岸線 の最寄りの駅から今日の始発電車に乗車し、5:04大船駅 に到着しました。JR の改札を出て 湘南モノレール 大船駅 に行ってみると、まだシャッターが閉まっていて中に入れません。湘南モノレール始発5:35発 なのですが、さすがに早すぎたようです。ボケーっとして待っていると、私の時計で 5:14、シャッターが開き、大船駅 の今日一日が始まりました。


湘南モノレール 大船駅

大船駅 ホームの先端より

 モノレール という乗り物は、大雑把に言うと 跨座式懸垂式 に分類されます。軌道の上を走るのが 跨座式 で、軌道の下にぶら下がるような感じで走るのが 懸垂式 です。これから乗車する 湘南モノレール は、後者の方式を採用しています。この↑↑写真は、ホームの端からその軌道を写したものです。当たり前ですが、普通の鉄道とはずいぶん違います。なんだか不思議な感じさえします。
 ホームで写真を撮っているうちに、5:30湘南深沢駅 からの 上り始発列車 が到着しました。これが、下り始発列車 になって折り返します。


湘南モノレール 湘南江の島行き 大船駅 5:35発

 車両は、5000系3両 です。湘南モノレール には、古い 500形 と新しい 5000系 があるのですが、新しい方がやってきたわけです。前回、湘南モノレール に乗ったのは、まだ 5000系 がデビューする前でしたから、この車両には初めて乗ることになります。


車内

 5000系 の座席は、いわゆる 集団見合い式 になっています。車体の中央の座席は4人向かい合わせになっていますが、他の2人がけの座席は車両の中央を向く方向、つまり、その車両の前半分の座席は後向きで、後半分の座席は前向きになっているわけです。

 停車時間は5分しかありませんので、急いで写真を撮ります。そうしているうちに、5:35大船駅 を出発しました。日曜日のこんな時間だからでしょうか、さすがに車内は空いています。3両とも数人ずつしか乗っていません。


5:35 大船駅 発車直後

西口の 観音様 に見送られての出発です。


5:35 大船−富士見町 間

さすがは 懸垂式モノレール で、街中を縫うよう進みます。


5:36 大船−富士見町 間

 横須賀線 の上をまたぎます。横須賀線 に乗るときは、いつもその車内からこちらの軌道を見上げていましたが、今日はこちらから 横須賀線 の線路を見下ろしています。


5:36 大船−富士見町 間

 分かりづらくてすみませんが、進行方向右側、この↑↑写真の中央に小さく 富士山 が見えています。実は、こんな早い時間に乗りにきたのは、富士山 が見えることを期待したからでもありました。私は沿線の人ではありませんので詳しいわけではありませんが、空気が澄んでいる早朝の方が見える確率が高いのではないかと思ったのです(むろん、それを言ったら今の季節よりも冬場の方がいいのでしょうが・・)。私がいつも利用している 根岸線 でも 富士山 が見えるところがありますが、天気がよければ必ず見えるというものでもないんですよね。山頂付近に少し雲がかかっていますが、富士山 の姿を拝むことができたわけですからよしとしましょう。


5:36 富士見町駅 に到着します

 上り大船行き が、こちらの到着を待っています。湘南モノレール単線 なので、下り列車上り列車 はこのように駅で 行き違い をします。
 道路の真上に駅がありますが、駅の真下ではほとんど日が当たらないのでしょうか。


富士見町駅 5:37発

 富士見町 というぐらいですから、昔、建物が少なかった時代は今よりももっと 富士山 がよく見えたのでしょう。


5:38 富士見町−湘南町屋 間

 湘南モノレール は、そのほとんどの区間で道路の真上を走ります。この道路は今でこそ普通の生活道路になってますが、昔は 京浜急行 が所有していた 自動車専用道路 だったのだそうです。真下の道路では信号待ちをしている車が見えますが、こちらは信号待ちなんてありませんのでスイスイと進んでいきます。


5:38 富士見町−湘南町屋 間

 ここでも、富士山 が見えています。
 やはり分かりづらくてすみませんが、この↑↑写真では右側の方です。


5:38 湘南町屋駅 に到着します

 この駅は 三菱電機鎌倉製作所 の最寄駅になっており、その通勤利用も結構あるようです。そもそも 湘南モノレール の株主には、三菱重工業三菱商事三菱電機 といった 三菱グループ の企業が名を連ねています。湘南モノレール が、同じ モノレール でも 懸垂式 を採用しているのは、三菱重工業 が推していた技術だからなんですね。


5:39 湘南町屋−湘南深沢 間

5:39 湘南町屋−湘南深沢 間

 沿線には住宅が多いです。
 江の島 への観光利用ももちろんあるのでしょうが、この 湘南モノレール では、通勤・通学の利用が圧倒的に多いのだそうです。


湘南深沢駅 5:41発

5:41 湘南深沢−西鎌倉 間

車両基地(深沢車庫) への軌道が、分かれていきました。


5:41 湘南深沢−西鎌倉 間

5:42 湘南深沢−西鎌倉 間

 鎌倉山トンネル に入ります。ずっと道路の真上を走ってきましたが、ここはその道をはずれ トンネル でショートカットしてしまいます。30秒ほどでトンネルを出ました。


5:43 湘南深沢−西鎌倉 間

西鎌倉駅 5:44発

写っているのは、上り大船行き です。


5:45 西鎌倉−片瀬山 間

5:45 西鎌倉−片瀬山 間

やはり、道路の真上を進んでいきます。



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