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【八王子−大宮】 「むさしの号」に乗車しました 【短絡線経由】
(2013年6月29日)(2)

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 引き続き、 八王子駅 7:19発「むさしの号」 大宮行き に乗車しています。

 7:49新秋津駅 を発車しました。
 新秋津駅 を出ると、東村山市 から 所沢市 に入りました。つまり、東京都 を出て 埼玉県 に入ったわけです。


7:49 新秋津−東所沢 間

このあたりは、もう 埼玉県 です。


東所沢駅 7:52発

写っているのは、7:51発上り 府中本町行き です。


7:55 東所沢−新秋津 間

 新座貨物ターミナル のそばを通過しています。
 武蔵野線 は、もともとは 貨物列車 のバイパス用に建設されたので、最初のころは 旅客列車 はおまけみたいなものでした。今でこそ 旅客列車 も頻繁に運転されていますが、私が子供のころは、日中は40分に1本ぐらいしかなかったと記憶しています。


新座駅 7:56発

 武蔵野線 に入ってから少しずつ乗ってくる人がいて、立つ人も出るようになりました。私は一番先頭の車両に乗車しているのですが、後ろの方の車両はもう少し混んでいるのかもしれません。
 写っているのは、7:55発上り 府中本町行き です。すれ違う列車が 205系 ばかりなので、みんな同じに見えてしまいますね。


7:56 新座−北朝霞 間

北朝霞駅 8:00発

 ホームに並んでいる人がいらっしゃるので、こんな写真しか撮れません。この 「むさしの号」 ではなく、次の 西船橋行き を待っていらっしゃるのだと思います。この列車は次はもう終点の 大宮駅 まで停まりませんので、間違って乗ってしまったら大変です。

 1997年に 「むさしの号」 の前身である 「こまちリレー号」 に乗車したときの写真↓↓がありましたので、1枚載せておきます。


「こまちリレー号」に乗車したときの写真 1997年5月4日撮影


 この↑↑写真は、北朝霞駅 に到着する直前だと思います。不鮮明ではありますが、上り線に写っているのは 103系 ではないでしょうか。同じ 103系 でも 低運転台 のように見えますが、当時はまだ現役だったんですね。

 以下、「むさしの号」 に戻ります。


8:00 北朝霞−西浦和 間

8:02 北朝霞−西浦和 間

 荒川 を渡っています。この川は、先週、八高線 に乗った時にも渡りました。同じ川でも、ずいぶん景色が違います。


8:03 北朝霞−西浦和 間

 西浦和駅 の少し手前で、線路が分かれて 複々線 みたいになりました。内側の2線が 武蔵野線 の本線で、外側の2線は 大宮方面 への 短絡線 (通称・大宮支線) です。


8:04 西浦和駅を通過

 西浦和駅 を通過しています。
 新小平駅 から 武蔵野線内 では各駅に停車してきましたが、この 西浦和駅 は通過してしまいます。西浦和駅 では線路が4本ありますが、ホームは内側の2線にしかありません。この列車はすでに 西浦和駅 の手前で外側の 短絡線 (通称・大宮支線) の線路に進入していますので、仮に停車したくても停車できないのです。
 と言いましても、昔は、西浦和駅 の先(西船橋駅側)にも 短絡線 (通称・大宮支線) に渡れるポイントがありました。実際、「むさしの号」 の前身である1983年夏季などに運転されていた 府中本町−大宮 間 の直通列車((1)を参照)は、当時の時刻表によるとこの 西浦和駅 にも停車していました。西船橋側のポイントは、Wikipedia によると 2010年9月ごろに撤去されてしまったそうなのですが、なぜ撤去されてしまったのかは、私は知りません。


8:04 西浦和−大宮 間 (短絡線を走行中)

 武蔵野線 の本線と分かれ、東北本線 への 短絡線 (通称・大宮支線) を走行しています。手前の 高架線短絡線 (通称・大宮支線) の 西浦和方面 への線路で、この写真の少し手前で 武蔵野線 の本線をまたいでいます。その奥に見えているのは、武蔵野線 の本線です。


8:05 西浦和−大宮 間 (短絡線を走行中)

 今度は同じ 短絡線 でも、西船橋方面 への 短絡線 (通称・西浦和支線) が合流してきました。私はまだ乗ったことはありませんが、大宮−西船橋・新習志野・海浜幕張 間 に運転されている 「しもうさ号」 は、この 短絡線 (通称・西浦和支線) を経由しているわけです。


8:05 西浦和−大宮 間 (短絡線を走行中)

 続いて、埼京線 中浦和駅 の下をくぐります。このあたりの連続した立体的な線形は、この 「むさしの号」 の見どころだと思います。これらの写真や私の拙い文章では、その面白さをお伝えしきれないかとは思いますが、ぜひ実際にご乗車していただきその面白さをご体験下さい。中浦和駅 の下を通過すると、トンネル に進入しました。


8:07 西浦和−大宮 間

トンネル から出るところです。


8:07 西浦和−大宮 間

 トンネル を出ると、そこはもう 東北本線 です。京浜東北線北浦和駅 の少し北のあたりです。東側から順に、

 京浜東北線 南行
 京浜東北線 北行
 東北本線 上り
 東北本線 下り
 東北本線 貨物線 上り
 東北本線 貨物線 → 武蔵野線 短絡線(大宮支線) 西浦和方面
 東北本線 貨物線 ← 武蔵野線 短絡線(大宮支線) 大宮方面 (★)
 東北本線 貨物線 下り

 というように、8本もの線路が並んでいます。そのうち、この列車は ★ の線路を走行しています。
 1997年に 「こまちリレー号」 に乗車したとき、私の近くに小学生ぐらいの男の子が一人で乗っていました。その子も 鉄道ファン らしく熱心に外の景色を観察していましたが、この 短絡線トンネル を出て 東北本線 の線路が現れると、「こんなところに出るのか!」 というような感じでとても驚いていました。もう16年も昔のことですが、今でも思い出します。あの子も、もう立派な大人になっていることでしょう。


8:08 与野駅を通過

 京浜東北線 与野駅 の目の前を通過しています。

 1997年に 「こまちリレー号」 に乗車したときの写真↓↓をもう1枚載せておきたいと思います。


「こまちリレー号」に乗車したときの写真 1997年5月4日撮影


 ちょうど 与野駅 を通過しているところです。京浜東北線 のホームには、209系 が停車しています。また、前方から 115系 がやってきます。残念ながら当時の時刻表が手元に残っていないので正確にはわかりませんが、ヘッドマーク がついていますから 「ホリデー快速鎌倉号」 あたりでしょうか。もし違っていたらすみません。いずれにせよ、16年も経つと走っている車両もずいぶん変わるものです。

 以下、「むさしの号」 に戻ります。


8:08 西浦和−大宮 間

8:09 さいたま新都心駅を通過

 さいたま新都心駅 の目の前を通過しています。
 この駅は 京浜東北線 のみならず 東北本線 も停車しますが、こちらの 貨物線 にはホームがありませんので、湘南新宿ライン もそうですがこの列車も通過してしまいます。


8:09 西浦和−大宮 間

8:11 大宮駅 到着直前

 大宮駅 を発車していく、京浜東北線 の電車が見えます。8:10発磯子行き だと思います。まもなく、終点の 大宮駅 に到着します。


大宮駅 8:12着

 8:12、終点の 大宮駅 に到着しました。八王子駅 から 53分 の旅でした。たった2分停車したのち、8:14、我が 「むさしの号」回送列車 になって 大宮駅 を発車して行きました。
 現在の 「むさしの号」 になってからは初めてでしたが、私にとっては 「こまちリレー号」「ホリデー快速むさしの号」 でも乗車したことがある経路でした。よって、どのような経路で走行するかはわかってはいましたが、それでも充分に楽しむことができました。「むさしの号」 は、何度乗っても楽しい列車なのでしょう。ご興味がある方がいらっしゃいましたら、ぜひご自身でご体験下さい。

 「むさしの号」 の旅は、これでおしまいです。
 最後までご覧いただき、ありがとうございました。


 −終わり−



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