「わたらせ渓谷鐵道」乗りつぶしの旅(2007年8月19日) (4/4) |
足尾駅 14:02着 上りのトロッコ列車はこの駅が始発なので、ここで降ります。 |
足尾駅 駅舎 トロッコ列車の発車まであまり時間もないためか、どこから集まってきたのか結構混雑していました。 |
足尾駅 「トロッコわたらせ渓谷号」 大間々行き 14:25発 家族連れや、同じバッジを付けた小学生ぐらいの子供たち(体験学習かなにかに参加したのでしょうか)で、トロッコ車両の半分ぐらいの席がうまりました。 次の「通洞」駅でも同じく家族連れや子供の団体の乗車があり、トロッコ車両はほとんどの席がうまりました。 |
原向(はらむこう)−沢入(そうり) 間 (2枚とも車内より写す) 中間の2両のトロッコ車両は、家族づれや子供の団体で混んでいるので、私は一番後ろのもとJRの12系客車に乗っていました。(この方が冷房も効いていて快適だったかもしれません) トロッコ車両に乗車した子供の団体は、ビンゴゲームをしたりするなどして、とても楽しんでいたようです。 途中、写真のような渡良瀬川と接近するところでは、速度を落とし(というか、ほとんど停車して)、景色を堪能できるような演出になっていました。 |
大間々駅 16:02着 みんな次の桐生行きの列車の乗り換えるのかと思っていたのですが、ほとんどの乗客は改札を出てどこかへ消えていきました。 ここまで、車で来ていたのでしょうか。 この後、16:16発の桐生行きに乗り換えました。 |
桐生駅 16:29着 車両は、「わ89-313」の1両でしたが、空いていました。 これで、わたらせ渓谷鐵道ともお別れです。 |
今回利用した、わたらせ渓谷鐵道の「一日フリーきっぷ」(1800円)(左)と「トロッコ整理券」(500円)(右)です。 「一日フリーきっぷ」は、桐生−間藤 の片道だけでも本来1080円するので、大変お得でした。 また、「トロッコ整理券」は、事前にJRのみどりの窓口で購入していたので、味気ない切符になってしまいましたが、大間々駅など「わたらせ渓谷鐵道」の駅で購入すると、トロッコ列車がデザインされていて、もっと記念になるようなものだったようです。 |
桐生駅 両毛線 小山行き 16:36発 行きは高崎回りでしたが、帰りは小山周りで帰ります。 小山 17:32着。 |
小山駅 湘南新宿ライン 大船行き 17:53発 最後は、湘南新宿ラインで横浜まで帰ります。 爆睡するかと思い、奮発してグリーン車に乗りましたが、かえって目がさえてしまいました。 横浜 19:48着。 |
最後に・・ 今回は、桐生−相老 間のたった3.1kmのために、全線を乗りなおしたようなものですが、トロッコ列車にも乗り、わたらせ渓谷の景色も堪能し、充分に楽しむことができました。 また、トロッコ列車も含めて乗車したほとんどの列車が、家族連れや子供たちの団体で混雑していたのには驚き、かつ心強く感じました。 この子供たちが大人になったとき、また自分の子供たちと一緒に「わたらせ渓谷鐵道」に乗りにきてほしいものです。 ただ、「わたらせ渓谷鐵道」の未来については、不安も感じました。 特に、トロッコ列車も普通列車に使われている車両も、表面が剥がれ落ちている箇所が随所に目立ち、痛々しい姿をさらしていました。また、トロッコ列車については、窓にヒビが入っているのがそのままになっているのもありました。 これらの車両の保守をすることも困難な状況にあるのでしょうか。 また、車両には寿命もあります。いずれは、新しい車両も必要になるでしょう。そのときに「わたらせ渓谷鐵道」が今のままでいられるかどうか、非常に重い課題になるような気がしました。 |