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三岐鉄道 乗りつぶし (2013年8月13日)(2)
〜北勢線(2)〜

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 引き続き、西桑名駅 6:33発三岐鉄道 北勢線 楚原行き に乗車しています。7:005分遅れ穴太駅 を発車しました。


7:01 穴太−東員 間

 天気にも恵まれ、平日の朝っぱらからのんびりと電車に乗っていられるなんて、なんて贅沢なんでしょう。


東員駅 7:04発 (3分遅れ)

 写っているのは、上り西桑名行き です。
 この 東員駅 に到着するまで5分遅れていましたが、この 西桑名行き との行き違いのために停車する時間が削られたため、2分短縮され遅れは3分になりました。


7:05 北大社信号場を通過

 ここは今でこそ 信号場 になっていますが、私が前回、11年前にこの路線に乗車した時には、ここに 北大社駅 がありました。そのときは、西桑名駅 から乗車したのがたしかこの 北大社行き だったかで、この駅でいったん下車したのでした。写っている建物は 北大社変電所 ですが、その手前に駅舎があったのではなかったかと思います。あっという間に通過してしまいましたが、まわりの風景にも何となく見覚えがありました。この 北大社駅 は、2005年に1つ手前の 東員駅 が開業すると同時に 信号場 に格下げになりました。新しい駅ができたり古い駅がなくなったりと、この11年の間にずいぶん変わったんですねえ。


7:06 東員−大泉 間

大泉駅 7:11発

 またもや 西桑名行き との行き違いです。朝の通勤・通学時間帯だからでしょう、列車の本数が多くなっています。と言っても、学生さんは夏休みでしょうし、社会人の方も私のようにお盆休みの方が多いのではないでしょうか。
 定刻であれば、この駅では5分ほど停車して 西桑名行き が到着するのを待つのですが、その停車時間を削り、遅れを回復して 定刻 での発車になりました。


7:13 大泉−楚原 間

楚原駅 7:16着

 この列車はこの駅が終点ですので、降りなければなりません。
 1本後の、7:37発 阿下喜行き を待つことにします。


楚原駅 駅名標

楚原駅 駅舎

楚原駅

 駅舎と反対側のホーム、つまり、下りホーム(阿下喜方面) の 阿下喜駅側 に、ホームから直接外に出ることができる階段があります。使われている気配はありませんが、かつてはここにも改札口があったのでしょうか?

 15分ほど待つと、7:37発阿下喜行き がやってきました。


三岐鉄道 北勢線 阿下喜行き 楚原駅 7:37発

 車両は、先頭から 276 + 135 + 1343両 です。
 ちなみに、この↑↑写真は、後ろ側から撮影しています。先頭車の方から撮影すると、思いっきり逆光だったので。
 乗ってから 「あれっ?」 と思ったのですが、車体側面の窓が開いています。一瞬、「なんでだろう?」 と思いましたが、すぐに分かりました。この編成は、冷房装置 が取り付けられていないのです。それで思いだしました。11年前に乗った時も暑い季節でしたが、たしかに 冷房 なんてありませんでした。先ほど 楚原駅 まで乗ってきた列車は 冷房 が効いていましたので、それが当たり前のような気になっていましたが、近畿日本鉄道 の時代は、この 北勢線 の車両は 冷房 なんてなかったのです。この 北勢線近鉄 から 三岐鉄道 に譲渡されたのは2003年のことですが、それから 冷房化 が行われてきているわけです。ですが、まだ全部の車両にいきわたってはいないんですね。今日も朝から暑いですが、冷房 のない車両にあたったのは運が悪いのか・・、いや考えようによっては運がいいのかもしれません。半分、強がりですが・・。(汗


楚原駅に到着する西桑名行き

 この 西桑名行き が到着するのを待ち、7:37阿下喜駅 へ向け 楚原駅 を発車しました。


7:39 楚原−麻生田 間

7:41 楚原−麻生田 間

 先ほどから、進行方向左側に 鈴鹿山脈 の山々が見えています。
 右側の側面が削られているのが 藤原岳 で、左側は 竜ヶ岳 です。
 特に 藤原岳 は、独特の形状をしているのでとても目立ちます。


麻生田駅 7:46発

 「麻生田」 と書いて 「おうだ」 と読みます。「麻生」 と書いたら、

 麻生太郎さん (あそう)
 川崎市麻生区 (あさお)
 札幌市営地下鉄 南北線 麻生駅 (あさぶ)

 と読む例は思いつくのですが、「おう」 と読むのはちょっと思いつきません。

 次は、終点の 阿下喜駅 です。


7:49 麻生田−阿下喜 間

阿下喜駅 7:50着 (1分早着)

 私の時計でではありますが、定刻よりも1分早く、7:50、終点の 阿下喜駅 に到着しました。この駅にやってきたのも11年ぶりです。


同じく 阿下喜駅

ホームからも、藤原岳 を望むことができます。


阿下喜駅 駅舎

 それにしても、11年前にきたときとずいぶん雰囲気が変わったような気がします。それもそのはずで、2006年に今の駅舎に建て替えられたんですね。それに合わせて、駅舎とホームの位置も変わったのだそうです。車体の塗装は変わり、冷房化も施され、さらには駅ができたり無くなったりと、11年前とはいろいろ変わったことがありましたが、その極めつけはこの 阿下喜駅 なのかもしれません。いろいろ変わりすぎて、まるで初めて乗車する路線のようでもありましたが、それゆえに「また乗りにきてよかったなあ」、とも思います。


軽便鉄道博物館

 阿下喜駅 に隣接して、軽便鉄道博物館 がありました。Wikipedia によると、市民団体の方が運営されているとのこと。残念ながら、今日は公開日ではないようです。むろん、仮に公開日であったとしても、時間も早すぎますが・・。



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