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「加古川線」「三木鉄道」「北条鉄道」乗りつぶしの旅(2007年8月18日) (1/4)
 JR西日本の「加古川線」(加古川−谷川 間 48.5km)と、「三木鉄道」(厄神−三木 間 6.6km)、及び「北条鉄道」(粟生−北条町 間 13.6km)の3路線は、いずれも大正時代初期に「播州鉄道」によって建設され、その後、「播丹鉄道」を経て1943年(昭和18年)に戦時買収として国有化された鉄道です。(三木鉄道と北条鉄道は、国鉄再建により第3セクターへ移管されました。)
 私はまだ、その3路線のいずれにも乗ったことがないので、今回乗りに行くことにしました。特に、「三木鉄道」は来年(2008年)、廃止になることが決定しており、今回が最後のチャンスになるかもしれません。
 また、「播州鉄道」により建設され、国有化された路線として、高砂線(加古川−高砂 間、1984年廃止)、鍛冶屋線(野村−鍛冶屋 間、1990年廃止)もあり、廃線めぐりもしたいところですが、時季も時季だけにちょっと歩くだけでも熱中症にでもなりかねません。今回は、この3路線に乗ることに集中し、廃線めぐりはまたの機会にしたいと思います。(いつになるかは、わかりませんが・・)

 なお、行きも帰りも「青春18きっぷ」を利用します。
 また、行きは大垣まで、帰りは大垣から、臨時の「ムーンライトながら」に乗車します。つまり、日程的には、8/17の深夜に「ムーンライトながら」で出発し、8/18に3路線を乗りつぶし、同じく8/18の夜に「ムーンライトながら」に乗車し8/19の早朝戻ってくることになります。
 ただし、8/19にそのまま帰宅したのでは、「青春18きっぷ」が1日分もったいないので、家へは帰らず、そのまま「わたらせ渓谷鉄道」に乗りに行くつもりです。なかなかの体力勝負になりそうです。

【今回の日程】
 1. 横浜 23:57発 「ムーンライトながら91号」 大垣 5:55着
 2. 大垣 6:00発 東海道本線(普通) 米原 6:34着
 3. 米原 6:35発 東海道本線、山陽本線(新快速) 加古川 8:52着
 4. 加古川 9:11発 加古川線 厄神 9:22着
 5. 厄神 9:31発 三木鉄道 三木 9:44着
 6. 三木 10:37発 三木鉄道 厄神 10:50着
 7. 厄神 10:53発 加古川線 粟生 11:05着
 8. 粟生 11:10発 北条鉄道 北条町 11:32着
 9. 北条町 11:42発 北条鉄道 粟生 12:04着
10. 粟生 12:09発 加古川線 西脇市 12:29着
11. 西脇市 13:41発 加古川線 比延 13:47着
12. 比延駅から徒歩 → スーパー銭湯「へその湯」で入浴
13. 比延 15:38発 加古川線 西脇市 15:44着
14. 西脇市 15:59発 加古川線 谷川 16:27着
15. 谷川 16:52発 加古川線 西脇市 17:19着
16. 西脇市 17:54発 加古川線 加古川 18:41着
17. 加古川 18:52発 東海道本線、山陽本線(新快速) 野洲 20:42着
18. 野洲 20:43発 東海道本線(普通) 米原 21:17着
19. 米原 21:24発 東海道本線(新快速) 大垣 21:54着
20. 大垣 23:01発 「ムーンライトながら92号」 東京 5:20着

そして当日・・
 午後8時ごろ、自宅周辺でも雷が鳴り、雨も結構降りました。
余裕をみて、午後10時ごろ家を出たのですが、そのときには雨もやんでいました。
 横浜駅には、午後11時前についたのですが、先ほどの雷雨で戸塚付近の信号に雷が落ちたとのことで、東海道線のダイヤがかなり乱れていました。
 ホームで観察していたのですが、主な列車を挙げると、「サンライズ瀬戸・出雲」が本来なら22:24発のところ、51分遅れで23:15に発車していきました。また「銀河」は38分遅れで0:04発車、「ムーンライトながら」は31分遅れで0:07発車でした。

加古川線、三木鉄道、北条鉄道1 加古川線、三木鉄道、北条鉄道2

横浜駅 5番線 「ムーンライトながら91号」 大垣行き 23:57発
 実際には、37分遅れの0:34発でした。
 遅れを取り戻すべく快走するのを期待したのですが、3分ぐらい前に発車していった普通列車の小田原行きを追い抜かず、ちょっと走ってはブレーキがかかり、かなりゆっくり走りました。
 指定席は完売のはずですが、横浜発車時点では空席も目立ちました。しかし、小田原で乗車する人が意外にも多く、席がかなりうまりました。
 ですが、私の隣の窓側の席は、結局大垣まで空いたままでした。
 ちなみに、車両は(私が乗った車両しか確認していませんが)189系で10両編成でした。

加古川線、三木鉄道、北条鉄道3  今回の旅行は、「青春18きっぷ」を使うわけですが、それは8/18と8/19の2日間のことです。
 つまり、8/17に関しては別に切符が必要です。「ムーンライトながら91号」の横浜発はダイヤどうりなら23:57ですから、午前0時をまわって最初に停車する小田原までの乗車券が別に必要になります。そのために、左の切符を横浜駅で買ってホームに入りました。
 しかし、今回の場合のように、遅れによって横浜発が明らかに午前0時を過ぎている場合、この切符は買わなくてもよかったのではないかと思いました。
 車掌さんが検札にきたら言おうかと思ったのですが、元来小心者なので、結局なにも言いませんでした。

大垣駅 1番線 5:55着

 深夜も途中駅に停まるたびに目が覚めたのですが、名古屋駅の発車(5:22)の時点で定時運転に戻りました。

 写真の大垣駅では、隣に写っている姫路行きの普通列車に乗り換えるのですが、写真を撮っていたため、席取り合戦に敗れ座れませんでした。
 姫路行きの列車は、JR西日本の223系の4両編成(米原で後ろに8両増結)でした。「ムーンライトながら91号」が10両なのに、それに接続する列車が4両とは、もう少しどうにかならないものかと思ってしまいました。

 このあと、米原で1分の接続で「新快速」に乗り換えたのですが、写真を撮るのは諦めて、席取り合戦に集中したので、なんとか座れました。
加古川線、三木鉄道、北条鉄道4

加古川線、三木鉄道、北条鉄道5 加古川駅 8:52着

 米原から乗車した新快速ですが、途中、ほとんど眠っていたため、「京都」も「大阪」も「三ノ宮」もモウロウとしたまま通過していきました。

 加古川駅には手前で信号待ちがあり、3分遅れで8:55に着きました。
 8:54発の加古川線に乗るつもりでいたのですが、接続待ちはしてくれませんでした。

加古川駅 5番線 加古川線 西脇市行き 9:11発

 8:54発の列車に乗れなかったので、1本次の9:11発に乗りました。
 車両は103系3550番台の2両編成で、ワンマン運転でした。
加古川線、三木鉄道、北条鉄道6

加古川線、三木鉄道、北条鉄道7 加古川−日岡 間

 加古川駅、及び、その周辺は高架線になっており、加古川線の列車も加古川を発車したあとは、少しばかり高架線を走ります。

厄神駅 9:22着

 ここで、「三木鉄道」に乗り換えます。
加古川線、三木鉄道、北条鉄道8




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